佐渡金山の世界遺産登録!それ以外の観光も

2024年7月27日、インドの首都ニューデリーで、新たな世界遺産を決めるユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産委員会の会議が行われ、「佐渡島の金山」の世界遺産登録が決まりました。

昨年は政府の不手際があって見送りになっていたので、世界遺産に登録されることはほぼ確実という状況だったと思われますが…。

佐渡金山の世界遺産登録は、「相川鶴子金銀山」と「西三川砂金山」の二つで構成され、政府は「17世紀における世界最大の金の生産地」としてユネスコに推薦書を提出していました。

これで、日本の世界遺産の数は、文化遺産と自然遺産あわせて 26件となりました。

佐渡金山は以前から観光施設は充実していて、遠足や修学旅行の目的地になっていました。
世界遺産に登録されたことで、しばらくはごった返すことが想像できます。



「佐渡島の金山」と言われても、「佐渡ってどこ?」というという人も多いと思います。
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佐渡へ行くには
新潟から船を使います。>> 佐渡汽船のホームページ

新潟~両津航路と、直江津~小木航路がありますが、土地勘がないのであれば新潟~両津航路がおすすめです。
ジェットフォイルで1時間10分くらい、カーフェリーで2時間半くらいかかります。
船なので、波の状況によって時間通りに到着しないこともあります。
佐渡島内は交通手段があまりないので、カーフェリーで自家用車を持っていくと到着してから便利です。


佐渡島内の移動
佐渡島(さどがしま)は、新潟県の島で、島の周囲は約280km。
島を一周するには車で1日かかる、意外と大きい島です。

電車は無いので車移動がメインになります。
路線バスはありますがあまり便利ではありません。
タクシーも数は少ないので、つかまらないこともあります。
自由に移動したいのであれば、カーフェリーで自家用車を持ってくるか、港でレンタカーを借りるかになります。


佐渡の観光
佐渡島は金山以外にも見て回れるところはたくさんあります。
加茂湖という湖があり、ハクチョウがや牡蠣の養殖で有名です。アクティビティもいろいろあります。
佐渡には牧場があり、佐渡牛というブランド肉も食べることができます。
陶芸好きの人には、無名異焼も有名です。
オートキャンプ場もあるので、山の中でキャンプもできます。
釣りをするには最高です。泳いでいる魚が見えるので、素人でもすぐに釣れます。
アース・セレブレーションやトライアスロン大会など国際的なイベントもあります。

佐渡にはお店が少ない(コンビニはあります!)ので、ショッピングには向きませんが、のんびりした時間が流れていて、古い文化や自然を体験するにはいいところです。

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