火のないところでも火災になる、身近なものが原因になる収れん火災
暑い日が続いています。
外へ出ると日差しが強いですね。
最近、収れん火災が増加してるというニュースを見つけました。
子どものころ虫眼鏡とかで紙に光を集中させて火をつけるみたいな実験をやったことがあると思いますが、同じように光が一点に集中して火災になることを「収れん火災」といいます。
「収れん」という言葉は、何かが集中する、または集まることを意味します。
この「収れん火災」は、普段の生活の中で発生します。
確率は低いように思うかもしれませんが、条件がそろえば短時間で火災になります。
よくある原因は、中身の入ったペットボトルや熱帯魚の水槽など。
他にも、鏡やガラス玉、吸盤などで起こるケースもあるようです。
一般的には、陽射しが強く、空気が乾燥していると起こりやすいといわれています。
また、火のないところで発生するのも特徴です。
最近は、車の中に放置したペットボトルが収れん火災の原因になることが多いようです。
車のダッシュボードやドリンクホルダーに置いてある中身の入ったペットボトルが、光が一点に集中させてしまい、車のシートや樹脂が高温になって発火する火災が多くなっているようです。
車が動いているときは太陽光が一点に集中しにくいのですが、停車していると短い時間でもシートが焦げたりします。
私も車に乗るときはペットボトルをドリンクホルダーに置いているので、注意しないとですね。
日差しや角度によっては、収れん火災になっていたかもしれません。
対策としては…