台風10号が迷走しているのでリスク管理を考えた

台風10号がのんびりと迷走しています。 どこへ進むのかよくわからないような状況。 天気予報も毎日違っていてあてになりませんね。 思い返せば、昔は天気も経済も安定していました。 良い悪いは別にして、大きく変動することが少なかった気がします。 変動が少なかったからこそ、「無理をすれば」なんとかなった。 もう「無理をする」と人命にかかわる時代になってしまったのかもしれません。 なので、リスク管理として「撤退する」「中止する」という選択肢が本当に必要だと感じています。 イベントなどは「無理に」動員するより、早めに中止を決定することも必要かもしれません。 遠方への出張は、早めの日程変更がお互いの利益になるかもしれません。 昔の感覚でいると「無理すればなんとかなる!」となってしまいます。 「撤退する」「中止する」という判断は、計画段階からある程度考えていないと実行できません。 パニック状態になっているときは、自分を守ることを最優先にしてしまいます。 周りから自分が責められることばかり気にして、お客さんのことまで考えていません。 その時になって考えても「やめる」と判断することは難しいのです。 日本人はなんでも予定通りに進めたがる傾向が強いですが、それはいままで「安定」していたから。 「安定」という前提が変わったのであれば、行動も変えないとズレていきます。 仕事が予定通りに進まなくてもいいんですよ。 予定を変えればいいだけのことです。 予定を変えても目的は達成…

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時間をかけることも大事

先日、近所の会社の社長さんと久しぶりに話しをした。 とにかく「成功している人のマネをすれば成功するはずだ」というタイプの人。 以前は景気がよかったが、コロナの後、うまくいかないらしい。 いろいろマネしてみて、同じようにしているのに売れないと。 話を聞いていると、マネをするのも早いけど、あきらめるのも早い。 すぐに別のことをやりだして中途半端のまま終わらせてしまっている。 時間をかけていないのに、いきなり大きな成果を期待しても難しい。 そんな簡単に成功するわけがないのに、成功している人のマネをすれば同じように成功すると思ってしまう。 その人が、どれだけ失敗して、どれだけ努力してきたかを見ていない。 本当にマネしなければいけないのはそこ。 成功するには、人やモノや金が重要なのはよく言われるけど、時間が必要な場合もある。 同じことをしても、短時間でやると失敗して、時間をかけると成功することもある。 早ければいいということでもない。 なんでもタイパの時代になって、時間の大切さが忘れられている気がする。

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花柄や地域デザインの図柄入りナンバープレート

すれ違う車のナンバープレートに絵柄が入っている車をたまに見かけます。 これは、国土交通省が交付している「図柄入りナンバープレート」。 オリンピックや万博を盛り上げることや、地域を元気にすることなどを目的としています。 この図柄入りナンバープレートは、新車購入時だけでなく、現在付いているナンバープレートを交換することもできます。 費用は、交付料金(図柄入りナンバープレートの作成費用)がかかります。 交付料金は、地域によって異なります。 さらに、1,000円以上の寄付をするとフルカラー版のデザインになります。 寄付をしないとモノクロのモノトーン版デザインになります。 2024年8月現在は、以下の3つが申込できます。 ・大阪・関西万博ナンバープレート(期間限定) ・全国版図柄入りナンバープレート(期間限定) ・地方版図柄入りナンバープレート 手続きは、希望番号・図柄ナンバープレート申込サービスを使えば、自分でもできます。 普通自動車と軽自動車で手続き場所が違う地域があるので、確認が必要です。 ディーラーや自動車販売会社、自動車整備工場などに相談すればやってもらえると思いますが、手数料はかかります。 詳細は、国土交通省の図柄入りナンバープレートのページで確認してください。

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言いたいことは何を言ってもいいという風潮はどうなのか?

テレビやネットのニュースを見ていると、好き勝手なことを言って問題になるというケースが多い気がする。 「言いたいことは何を言ってもいい」と考えている人が増えたのかもしれないし、発信する場が急に増えたことにより意図せず発信してしまうということが増えたのかもしれない。 よく「海外では何でも言える!」みたいに言う人がいるけど、ちょっと間違っている。 確かに、欧米でもアジアでも、はっきりとものを言うことは多い。 それは、民族や宗教や言葉が違う人達がごちゃ混ぜで生活していて、正確に伝えるにははっきり言いきらないと理解してもらえないから。 そして、彼らは好き勝手に「何でも言っている」訳ではない。 彼らは、小さい頃に言っていいことと悪いことを教えられていることが多いらしい。 階級や生活レベルによって違うかもしれないが、かなりの国でそういうことを教える時期があるらしい。 私もいろいろな国の人たちからそういう話を聞かされている。 カナダの友人とウェールズの友人は、かなり徹底的に言われてきたらしく、嫌そうな顔で「思い出したくない」とか言っていた。 国によって言い方はまちまちだけど、「相手のためになること」と「自分が主張したいこと」ははっきり言うけど、それ以外は我慢する。そして、肯定意見も否定意見も受け入れる。 まとめると、そんなとこだと思う。 ほとんどの国は、自己責任がベースにあるので、大抵の話しは聞いてはくれるが、否定するときははっきりと否定される。 でも、否定された方もそれ…

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いまさらながらお盆とは?

お盆休みに突入しましたが、外国人に「お盆てなに?」と聞かれるとうまく答えられなかったりします。 「先祖の霊をお迎えして、供養する日」とか説明しても理解しにくいみたいです。 仕事柄、海外の人とやりとりすることが多いのですが、毎年、お盆休みを説明するのは大変なんです。 お盆は、日本特有の伝統行事なので、説明が難しいですね。 また、地域によって時期や作法が違っているので、それもわかりずらい理由の一つかもしれません。 まず、時期については、そもそも旧暦にしたがって行われていたのに、明治時代に改暦したのでバラバラになってしまいました。 いまでも、7月15日前後だったり、8月初旬だったりする地域もありますが、ほとんどは、いわゆる「お盆休み」の期間に行われることが多いと思います。 といっても、8月13日がお墓参りだったり、15日がお墓参りで16日は休みという地域もあるようです。 また、「先祖を供養する日」という理解が一般的かもしれませんが、先祖だけでなく「死んだ人」全般を供養するという意味がある地域もあります。 そんな意味の違いが、お供え物や作法の違いを生んでいるのかもしれません。 もともとは仏教の行事のひとつだったものが、日本にたどり着き「死者を供養する」という意味を与えられ、地域ごとの違いが生まれ、現在も進行形で変わり続けているといったところでしょうか。 まさに「諸行無常」ですね。 海外の人は、宗教観とか精神世界の話しになるとすごく興味を持つ人が多くて、根掘り…

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